ゲッターマウス（2016年）のシミュレート結果

2016年3月22日、懐かしい機種「ゲッターマウス」がAタイプとなって世のホールに導入されました。
既に打たれた方もいるのでは。
まだ小役確率、単独ボーナス確率、重複ボーナス確率が公表されていませんが、スロマガの実戦値を参考にシミュレーターを作成し、結果について考察してみました。

スロマガに掲載されている実戦値は以下の通り設定１と設定６のみ。

■オレンジ
設定1：1/8.63
設定6：1/8.28

■チェリー
設定1：1/24.36
設定6：1/21.39

■スイカ
設定1：1/123.17
設定6：1/118.09

設定2～5については情報がなかったため、設定1と設定6の差分を均等に振り分けて以下の通りの値としました。

暫定的に上記の値を用いてシミュレーターを作成しました。

まず本機の特徴として、技術介入を行えば設定1でも機械割が100％を超えるというところにあると思います。
また、設定6では112％とノーマルタイプではかなり優秀な値です。
実機シミュレーターで機械割をシミュレートしてみました。

【シミュレート条件】---------------------------------
・ボーナス成立後1ゲーム後にボーナス入賞させる
・BIG、REGは全て310枚、115枚で獲得する
・チェリーは全て取得する
・999万9999ゲーム試行×10回
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シミュレートの結果、各設定の機械割は以下となりました。

【シミュレートによる機械割】
設定1：99.14％～99.68％
設定2：100.79％～101.36％
設定3：102.34％～103.26％
設定4：104.18％～105.04％
設定5：107.83％～108.47％
設定6：112.24％～112.95％

一番注目していた設定1では機械割が99.14～99.68％と100％を下回る結果となりました。
小役確率が実戦値の為、参考程度ですが、実際のホールにおいても「設定１でも目押しが完璧ならばちょっと増える」という意識は持たない方が良いと思います。
それでも99％以上という値が出ていますので、負けにくい機種と言えそうです。

その他の設定では公表値とほぼ変わらない結果となりました。
設定5でも108％前後という値が出ており、十分勝負になりそうです。
設定6も公表値通り112％を超える値に。これだけ割が高いと実際にホールで使われるか微妙なところですが、夢があって良いですね。

シミュレーターでも設定6で112％以上という高い機械割の出た本機。
勝率も気になるところです。
そこで勝率シミュレーターで勝率をシミュレートしてみました。

【シミュレート条件】---------------------------------
・ボーナス成立後1ゲーム後にボーナス入賞させる
・BIG、REGは全て310枚、115枚で獲得する
・チェリーは全て取得する
・7000ゲーム×9999回×5回
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【シミュレートによる勝率】
設定1：45.42％～47.25％
設定2：54.56％～54.90％
設定3：62.87％～63.05％
設定4：70.92％～71.24％
設定5：83.37％～83.57％
設定6：93.39％～93.84％

【シミュレートによる最高収支 / 最低収支】
設定1：-110400円～158360円
設定2：-121640円～165360円
設定3：-99900円～176880円
設定4：-99960円～171120円
設定5：-87360円～188740円
設定6：-68020円～201600円

勝率シミュレーターでは最高収支と最低収支もシミュレートできるので、そちらも併せて掲載しました。
その結果、設定6の勝率は概ね93％となり、安定して勝てる機種だということがわかりました。
また、設定6のみ20万円勝ちの結果もあり、8000ゲーム、9000ゲームともっと多くの回転数を稼げば万枚も可能性としてはあるといえます。
設定1の勝率は46％前後と他の機種に比べるとやはり高い値が出ました。